Don’t hate me!
(わたしを嫌いにならないで!)
Don’t hate me!
(わたしを嫌いにならないで!)
Please! Don’t hate me!
(お願い!わたしのことをどうか嫌いにならないで!)

...Why?
(…どうして?)
You said before,"I hate her!"
(あなたは誰かを嫌いになるのに?)

Thanks a lot.

2006年5月12日 ポエム
過去の出会いに感謝できるということは 
今の自分が好きだということ 

そして それは 
とても幸せなこと

大地の向こう

2006年4月30日 ポエム
心にぽっかりと空いた穴 
押さえつけた指の隙間から 
溢れ出すのは 
大事な 大事な 
貴方との思い出 

無様に腰を折り 
祈りを捧げる狂信者ように 頭を大地に擦りつけ 
裏返された昆虫のように 手足を動かしそれらを掻き込むも 
それらはもう返らず 
流れ落ち 大地へと染み込んでいく

嘆き 大地に落とした涙とともに 
私の体も崩れ落ち… 

思い出の中で貴方とひとつになれるのだろうか?

sylphid

2006年4月27日 ポエム
緩やかに風が通り抜ける丘 
流れる雲 揺れる花 
唄うように 祈るように 

持ち上げられた腕 
その指先 
灰となり 風に舞う 
塵となり 消え行く 

見つめる眼(まなこ) 
まるで人形のよう 
冷たくて 
でもそれでいて… 

閉じられた眼 
運命を悟ったかのように 
静かに 
もう 開かれることはなく 

すべては灰に 
すべては塵に 

すべては風の中に

Falling Gazer

2006年3月15日 ポエム
欲望に塗れた腕が 少女を鎖に繋ごうとも 
無法者のつむじ風が 老婆を押し倒そうとも 
正義を掲げた銃剣が 母子を引き剥がそうとも 

わたしはただ 
絶望を嘆き 歌うだけ 

荒れ狂う波が 今まさに 
わたしを飲み込まんとしても 

わたしはただ 
運命を嘆き 歌うだけ
蒼き高みは 地平線より血に染まり 
やがて 闇に堕つ 

死にゆく時間へ 
ほんのわずかな真紅の祝福を 
死にゆく瞬間が
もっとも美しい 

死にゆく者へ 
安らかなる旅路を 
落日の丘に 
我は祈りを捧げん

Spotlight

2006年2月21日 ポエム
光の届かない ビルの谷間で 
歌姫が 声を嗄らして歌うのは 
叶うはずもない夢ばかり 

ダイヤのように 輝く窓辺で 
恋人達が 目を腫らして語るのは 
実現しない理想ばかり 
 
誰もがみんな 何も見ない振り 
紅い薔薇で 自分の周りに円を描く 

その香りに包まれて 
まどろみの中 
素敵な夢を視ればいい 

薔薇が枯れたら 
あなたも同じ 
腐臭とともに 朽ちてゆくのだから
暗き闇の中 
手を伸ばし 掴んだのは 
それは わたしにとっての最善か 

それは 幻か 
両手を重ね 胸へと引き寄せた そのときに 
はたと砕け散るのか 

それは 災厄か 
握り締めた手のひらを 
それは焔となり 焼き尽くすのか 

暗き闇の中 
俯いたわたしの顔 
誰も 見ることはできない

守護の剣

2006年1月25日 ポエム
傷つかないように 
わたしを守るために 
いろんなウソを作ってきたけど 
最後の最後に作ったのは 
自分自身についたウソ 
とたん
ウソは真実となり 
わたしの心を蝕んだ 

もう何が真実なのか わからない 
本当の感情はどれ? 
ありもしない刃に わたしは怯えているの? 
この哀しみは ウソではないの? 

夢が壊れていく 
現実的な色味を帯びて 

眠りにつくことも許されない 
いや 許されていないのは目覚めか 
寝ながらに 夢の中に 
幻に恐怖し 絶望しながら 
罪人のように 
ゆらり ゆらりと 
ありもしない大地を踏みしめ 
歩いていく
まどろみの中 
あなたを包むわたしの腕 
ぎゅーっと力を込めるのは 
あなたと溶けて 
ひとつになりたいから 

どんなに強く 
抱きしめても 
足りない 
足りない 
もっとあなたの中まで 
入りたい 

あなたのお腹を裂いて 
わたしの頭をうずめたのなら 
それで満足できるのかしら
肉体は乗り物 
タマシイの最終目的地へと向かう 
焦って下を覗いてはダメ 
そこは無限の闇 
そこに安息などない 

肉体はゆりかご 
タマシイを眠りへといざなう 
焦って目を閉じてはダメ 
それは無明の光 
そこに安息などない

その先

2005年11月29日 ポエム
大好きなあなたがもし殺されたなら 
わたしは殺したやつを憎むんじゃなくて 
あなたの辿り着く運命を見抜くことのできなかった 
過去のわたしを呪うだろう 

未来の透明度

2005年11月19日 ポエム
私は未来を消した 
だから未来を見ない 

私は未来を消した 
だから未来に絶望しない 

私は未来を消した 
だから 今を生きる

雲の都

2005年11月16日 ポエム
薄暗い世界が 
僕の足元さえぼんやりさせる 

あの雲の向こうに太陽があるなんて 
どうして信じられようか 

太陽は雲の向こうで密かに死んだ 
雲が晴れたそのときに 
人類は天を仰いで絶望するんだ 

黒塗りの空の下 
僕たちはもう生きてはいけない 
誰もが気づいていないだけ 

黒塗りの空の下 
僕は先に眠るけど 
僕の墓標を照らす光はなかった

私が蝶なら

2005年11月11日 ポエム
暖かい風が 羽根を支える
木漏れ日のダイヤが 輝く中を
七色のりんぷん ふりまいて 
甘い蜜だけ すすりましょう 

冷たい風が まつげをくすぐる 
草木が枯れて 蜜が尽きたら 
褪せた羽根を片付けて 
土のベッドで 眠りましょう
死に気づき 
死を知り 
死を畏れ 
死について考え 
死を受け入れて 
死んでいく

Any Ways

2005年10月10日 ポエム
滅びの道を歩むもの 
それはサダメと俯いて 
囚人のように重い足を引きずり進む 
時の流れに従うままに 

傲慢なる戦士は 
その前へと立ちふさがり 
転がり落ちる運命すら 止めようというのか 
力みなぎるその眼光 
前を見据え 映るは暗黒 
飲み込まれ 消えた 

慈悲深き僧侶は 
戦士がため 墓を建て 
かの人の持つ悲しきサダメとともに 祈りを捧げる 
その先にある暗黒からは 眼を逸らしつつ

終焉

2005年9月28日 ポエム
溢れる涙は海を生み 

私はそこで息絶える 

惨めな私に残された 

たった一つの鎮魂歌

unknown;unrest

2005年9月20日 ポエム
冷淡なあなたの気持ちが 
死の向こう側が 
暗闇の果てが 

わからないから、怖い 

未知への不安を埋めるため 
僕らは知識を蓄える 

けれど 全てを知るには
記憶装置の容量と 
情報収集の時間が 足りず 

結局は不安に苛まれたままに 
死を以っての解放を待つのみ
幸せな瞬間 
そのまま時間が止まってしまえばいいのに 

たくさんの人は望むけれど 
時間が止まる気配は 一向にやって来ず 

それならむしろ 
もっと速く時間が進んで 
こんな世界から早く消えてしまいたい 
そう思うのでした

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