タナトスの詩

2004年6月11日 ポエム
目を閉じていても
耳を塞いでいても

目蓋から透ける光が
沸き上がる歓声が
水の匂いが
空気の冷たさが

世界がわたしに語りかけるの
わたしの世界を
わたしだけの世界を
世界がわたしを否定する

無へ還りましょう
光も闇も
なにもない無へ

わたしだけの世界がそこにはあるから

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