暗い闇の中でひとり
木々の間から わずかに差し込む 光の模様に
夢の世界の輪郭をなぞり 遊んでた
翼の生えた猫
虹色の鉱石
王子様の指
無限に浮かび 拡がっていく 空想遊び
わたしは幸せでした
突如
打ち消されたわたしの夢たち
まばゆい光
眼を凝らして 振り返ると
太陽に灼けた 赤銅色の腕が わたしを誘う
「お友達になりましょう」
夢の続きを踏みにじられた 怒りよりも
ただ恐怖だけが わたしの心を突き動かして
恐る恐る
わたしはその掌に 自分の指を絡めました
ただ 光
銀色の世界
初めて見る景色
太陽は眩しくて ちりちりと肌を灼いて
暑くて ゆらゆらとしてて
掴んでいた 指の先が
力無く 抜け落ちた
眩暈 息切れ
熱い吐息がまとわりついて
余計に世界を歪ませる
もう歩けない
赤銅色の腕は 差し出されなかった
代わりに 訊かれた
悪意もなく ただ 純粋に
「どうしてついてきたの?」
木々の間から わずかに差し込む 光の模様に
夢の世界の輪郭をなぞり 遊んでた
翼の生えた猫
虹色の鉱石
王子様の指
無限に浮かび 拡がっていく 空想遊び
わたしは幸せでした
突如
打ち消されたわたしの夢たち
まばゆい光
眼を凝らして 振り返ると
太陽に灼けた 赤銅色の腕が わたしを誘う
「お友達になりましょう」
夢の続きを踏みにじられた 怒りよりも
ただ恐怖だけが わたしの心を突き動かして
恐る恐る
わたしはその掌に 自分の指を絡めました
ただ 光
銀色の世界
初めて見る景色
太陽は眩しくて ちりちりと肌を灼いて
暑くて ゆらゆらとしてて
掴んでいた 指の先が
力無く 抜け落ちた
眩暈 息切れ
熱い吐息がまとわりついて
余計に世界を歪ませる
もう歩けない
赤銅色の腕は 差し出されなかった
代わりに 訊かれた
悪意もなく ただ 純粋に
「どうしてついてきたの?」
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