再生と惰性

2005年7月3日 ポエム
朝の日差しが瞼を貫き 
意識の奥を抉り取る 
小鳥たちの不協和音が耳を刺し 
頭の内を掻き毟る 

世界が色を持ち 
ノイズは意味を取り戻す 

積み上げられたたくさんの本の中で 
僕は目を醒ました 

チラチラと炎を揺らす銀時計が 
正確なリズムでもって舌打ちを続け 
焦燥を煽る 

囚われた僕の体は 
操り人形のように 
体を起こし 
単調に動き出す

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